脳に残り続けるストーリーテリング
ストーリーテリングとは?
ストーリーテリングとは、語り手が、印象的な体験談やエピソードなど「物語」として、例示することで聞き手に聞かせ、印象付ける手法のことを言います。
なぜストーリーで伝えるのか?
- ストーリーは読まれる
- 感情が入りやすく共感してもらえる
- 記憶に残りやすい
ストーリーは読まれる
人は一日で4000から1万の広告を見ているとされています。しかし、ほとんどの広告を覚えてはいないでしょう。
それは、無意識に広告を避けているためです。
いかに、無意識の中で認知をとり、印象を残すかがポイントです。
AmazonのCMの訴求をご存知でしょうか
https://www.youtube.com/watch?v=Y2b9U6qu5SU
田舎に一人で住むおばあちゃんの家に、孫がやってきてAmazon primeを利用して商品を購入し翌日に
おばあちゃんとの思い出を作るストーリーとなっています。
文字は一切無く、物語で完結しています。
人は広告は読みませんが、ストーリーに関心を寄せます。興味を引くことができるのです。
感情が入りやすい
人は感情で行動する生き物です。理屈で動くのではなく、感情で動きます。
読み手の感情を動かすこと。感動させることで行動へとつながっていきます。
ストーリーは読み手の喜怒哀楽を刺激し、感情を移入させる力を持ちます。
記憶に残りやすい
あなたは、昨日の晩御飯を思い出せますか?
思い出せない方もいるかと思います。
シンデレラやワンピースの物語についてはどうでしょう?
おそらく覚えている方が多いと思います。
このようにストーリーは記憶に残りやすいのです。
ストーリーテリング3つの条件
ストーリーテリングの効果は絶大です。
しかし、ストーリーで伝える中でも意識するポイントがあります。
ここからは漫画を意識してイメージをしながら見てみてください。
ターゲットが共感できる主人公
読み手が、主人公に対して共感してもらうことがなければこれからのストーリーに感情移入をしてもらうことも難しくなります。
V字型のストーリー展開
読み手は、主人公が困難を乗り越え、成功を掴むストーリーに感情を動かされます。
V字型のストーリーは人を夢中にさせ、感情を動かします。
ストーリーの起承転結